優勝後の初戦敗退・・・

さて、先週の中四国大会の初戦の敗退後、今週は水曜にミーティングをしました。

上がったのは、というか上げたものはおもにオフェンスについてでしたね。

これから先、夏に向けてしっかりレベルアップしていく時間もあるのでこういうタイミングはすごく大事だと思います。

しかし・・・
あまり意見が出てなかった気がするのですが・・・
特に試合にでてるメンバーは中での不具合、
外で見てた人はその印象。
それらを話すいい機会だったのだと思うのですが・・・

それを言ってももう仕方ないので個人的に良くなかったと思うことを考えたいと思います。

まず1つ目に相手に守りに入られたときどうするのか・・・
2つ目にセットプレーで失点しないために・・・
3つ目によりスタミナの消費を減らしたいなら・・・

相手に守りに入られたときに
これは主に先制を許した場合、相手が大会でPKでもよしと考えた場合などなどに陥るかも知れません。
負けたこの試合でも前半の途中から相手チームのトップ以外の選手は完全にうちのチームの中盤の選手よりもゴールを固める位置に引いてそこから守るという形になっていたと思います。
この試合でなんどかチャンスができた場面では相手の中央を崩すというパターンで数えるほどでした。
あまりここで具体的なことばかり書くのはどうかと思うので少しおおまかな話をすると、決定的なという意味ではない縦パスの本数が少なかったことをあげたいと思います。

前に運ぶまで、もしくは相手が出てきてプレッシャーをかけてきてくれる相手なら、それをとにかくかわすパスを選択して少し進むだけで崩せるとは思うのですが、
相手に前に出てくる気がない場合相手を前に出てこさせる、もしくは相手が前に出てきた状態を疑似的に作ることをしない限り相手の守備のバランスは崩せないのではないでしょうか。
前者は相手にボールが取れるかもしれないというプレーをはさむこと、
後者はよりゴールに近いエリアまで相手を押し込んでパスを回すこと。

相手にボールがとれるかもしれない思わせるというと少し語弊があるかも知れませんが、要するに取りに来させるプレーを挟むというつもりで書いてます。

たとえばドリブルでボールを運ぶとか、ポストに対してボールを入れるとかです。
高確率でボールを奪えないというプレーに対して相手は守備をしてこないのなら奪える確率を与えておくと今まで通り前に取りに来てくれるでしょう。

ゴールに近いエリアで・・というものも上のものとあまり変わらないのですが、よりゴールの近くまで押し込めれば、自然とボールを取りに来なければならなくなるでしょう。
相手のバックラインを常にペナルティエリアの中に設定させれるくらいになでば言うことなし。こちらは上と違いもう一段階チームとしてやらなければならないことがあると思います。今うちのチームでは1トップでやっているのですが、その1トップに対して守備の枚数が増えるという状態ができてしまいます。その回避、それと相手をよりゴールに近いところで守備させるために層の厚い状態を作る。つまりクリアをさせずらくさせることが必要です。
たとえば4バックで守備している以上両方のサイドバックが完全に上がるというシーンはあまり作っていません。
しかしそういう場面を意図的に作ることで(別にサイドバックが上がるという意味ではなく、センターバックが前にでてもよいとは思うのですが。)、相手のライン上げさせないことができやすいと思います。



次の話にセットプレーでの失点。。。関西大会中四国大会ともにセットプレーからみでしか失点してません。
対策はできることが限られています。集中と自分の相手には飛んでこないだろうという甘さをなくすことでしょう。

最後のスタミナの消費を抑えるために。そのためにみんなにしてほしいのはポジショニングと準備。もちろん攻守両方においてです。攻撃→守備時にいかに近くで寄せられるかということで奪うまでの労力が減らせます。
パスをいかにいい位置でいい状態で回せるかで次のパスの早さ選択の正確性は変わります。いいパスは次のいいパスにつなげるための一段階になるでしょう。

長々と書きましたが、これから身につけてほしいものがひとつだけあります。相手の動きを考慮にいれてプレーすること。
パス1本、ドリブル、シュートどれにおいても相手の思考外にあるプレーは選べるはずです。それを選択することができれば状況は少しずつ変えられるでしょう。