関西医科学生準決勝vs大阪市大

さて、勉強中なんですが休憩に・・・

準決勝皆さんどうだったでしょうか?

ピッチは雨でややスリッピーではあったもののいいグランドだったのと雨が試合前から小降りになっていたこともあってなかなか程よい状態でした。

今週も試合前のチームの雰囲気はかなりリラックスできている感じでした。相手の市大にはリーグで負けいたこともあって油断するような感じもなく良い緊張感で試合を迎えられたのではないでしょうか。

さて試合ですが、前回対戦したときの反省もあり序盤からトップとトップ下に対してはボランチとセンタバックでマークの確認はしっかり。そのせいか相手に崩されるようなシーンはありませんでした。
ミスからピンチを作られるシーンはあったもののそれは個人個人の反省として、チームとしてはなかなかバランスの取れた展開で前半を進められました。

後半に入りさらにボールが回るようになった印象があるのですが、とにかくこの試合でよかったのはうちのチーム中盤のパスコースの選択の良さだったのではないでしょうか。これまでの試合では後ろで見ていてそっちでもいいけど・・・というパスの選択があったのですがこの試合は見ていてとても良かったと思います。それから守備への切り替えのときの一人目の寄せが良かったというのも感じました。そのせいで中盤からでてくるボールに対して予測しやすいシーンはたくさんありました。

ぬれたピッチの割にはすごくボールが回っていたこと、両サイドがかなり優勢に立てたこともあり、全体として相手を押し込む回数が増えてきたときに先制点。
タイミングとしても絶好のタイミングでの得点でした。

ここから相手もやや慌てたようになりミスが増えだし、中盤のマークもずれていきました。こういう時間帯の変化であせらずプレーできることが成長したところのひとつではないでしょうか。今までなら良い時間帯でも攻め急ぐことがおおかったです。
そしてサイドでうまくボールをまわしてから中盤でフリーになったボランチが外に逃げながら絶妙なループシュート決め追加点。
試合時間も少なくなりパワープレーで押し込まれるようになってきたものの、セカンドボールへの寄せ、シュートブロックの速さ、濡れたピッチで滑るボールというラッキーな要素も重なり良い形を作らせることなく試合終了。

それほど個人個人の力の差はない相手ではあったもののそれほどあわてることなく決勝進出でした。

この試合の勝因の一つにピッチの状態があったと思います。相手チームよりもうまく順応できたことは試合全体を通してよかったのではないでしょうか。